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2021-05-05

今年のタカトウコヒガンザクラ Takatou-higanzakura in this year

 主人は職場のタカトウコヒガンザクラの赤みが例年に比べ薄くソメイヨシノより僅かに赤みがあった程度だった事を思い出した。

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タカトウコヒガンザクラ Takatou-higanzakura (Cerasus×subhirtella)(Apr.12,2021)



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ソメイヨシノ Someiyoshino cherries (Prunus x yedoensis Matsumura)(Apr.19,2021)



My master felt the redness of the “Takatou-higanzakura”, at his workplace, was lighter than an average year. He knew recently; the color taste of the cherry tree is influenced by temperature before the flowering.


<桜の色味>
 桜に関する本には花弁の赤みは開花前の気温に影響され、寒さが続くと薄くなると記載されていた。主人は日記帳をぱらぱらと開き、今年は暖冬であったがタカトウコヒガンザクラが開花する前は寒い日が続いていたことを確かめた.

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2021-05-05

スジボソヤマキチョウ Gonepteryx Aspasia

主人は、知人と四方山話をした。3月末に近所の里山で羽がぼろぼろになったスジボソヤマキチョウを見たことを話すとそれは越冬した個体で写真があったらそれは貴重だと言った.

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雄のスジボソヤマキチョウ Butterfly of the male (Mar.27,2021)



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雄と雌のスジボソヤマキチョウ Butterfly of a male and the female (Mar.27,2021)



Nekojiro’s master was talking about recent topics with his friends. He talked about having seen “Gonepteryx Aspasia”, during a walk at the end of March. One of his friends said that they passed the winter in there and asked to show the photos.


<スジボソヤマキチョウと雑感>
 スジボソヤマキチョウは年に1世代しか発生しない年1化性の蝶で3~4月に産卵、6~7月頃に羽化、しばらく活動してから夏眠する。9月頃になると再び現れ、成虫で越冬、春に産卵、5月頃まで生き続けるという。冬は湿った場所で越冬するために越冬後は翅の綺麗な黄色が抜けて染みだらけになってしまうという.主人が見たのはそんな越冬した蝶であったろう.枯れ葉の上で弱弱しく羽ばたく雄のスジボソヤマキチョウの写真を撮ろうと近づくと最初に居た場所から数メートル前方に舞ってから羽を休めた.主人は静かに蝶を追った.すると、スジボソヤマキチョウは再び飛びたって元の場所に戻った.そこに主人は一頭のスジボソヤマキチョウの雌を発見した.雄のスジボソヤマキチョウが促したのだろうか二頭は谷の向こうに弱々しく飛び立った.その飛翔に、主人は二頭が寄り添って信州の寒き冬を耐えたのではないか、またこれから産卵という大仕事に向かうのではないかと思った.

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